皮脂だって必要なもの

20代前半期まで割と私は脂っぽい肌質だったので皮脂には本当に悩まされていました。
何がそんなに嫌かと言えば、化粧はすぐにヨレてしまうわ化粧した数時間後にはテカりがひどくなって肌がベタベタとしていた事が本当に嫌だなと感じていました。
しかし25歳を超えてから、身体の機能が衰えたのか……と、いうと悲しくなりますが、どちらかというと乾燥が気になるようになったのです。
急激な変化を見せたのは25歳を過ぎてからですが、それ以降テカりとは無縁になりました。皮脂というとテカりだとかニキビの原因になってしまうだとか、あまり良い印象の無いものですが、やはり肌の上ではとても重要なものに違い無いと乾燥してからやっと気が付かされました。
何がそんなに大事かと言えば、やはり皮脂の働きです。
皮脂は天然の保湿液でもあるので、肌を保護してくれる効果があります。
けれどこの潤いが無い事によって肌の乾燥を招く他、皮膚を弱くしてしまうのでは？　と、充分に考えられるのです。
実際に私も皮脂が無くなってからというものの、肌が敏感傾向に傾き一般的な化粧水ではヒリヒリと感じてしまう事がありました。アルコール分の入っているものなんて特にそうです。気化する時の清涼感が昔は気持ち良かったものですが、今つけるとヒリヒリとします。またこんな話も聞いた事がありますが、乾燥肌の人と脂のある肌の人、老けて見えにくいのは脂のある肌の人と聞きます。
確かに潤いがある分皺になりにくいですからね……失ってから気が付きましたが過剰な皮脂はどうかと思いますが、それでも肌にとってはとても大切なものに違い無いと感じます。